いろんな本を読んでみる

本を読み散らかすだけじゃもったいない!ので、読んだ本を記録します

あんなにあんなに

あんなにあんなに を読んだ。 あんなに○○だったのに もうこんな 懐かしいなぁ!と思うもの、 これからこうなっちゃうの?と思うもの。 どちらも切なくて、ジワッときた。 渦中にいるときは、ああ大変と思うけれど、 大変さをもう当事者として味わうことがな…

酷暑下での運動のために。[暑さを味方につけるHEATトレーニング]

暑さを味方に付けるHEATトレーニング を読んだ。 夏の始めにこのことを知っていればーー!と思うことが一杯だったが、 来年は家族が炎天下で運動するとき、 この本の知見を生かしたい。 また来年も読み返そう! この本では、熱中症予防だけでなく、 暑熱環境…

スカイツリーの花嫁花婿

スカイツリーの花嫁花婿 を読んだ 冒頭、スカイツリーを望む結婚式場での結婚式シーンから始まる。 しかし、誰と誰の結婚式かは、冒頭だけでは読み取れない。 多くの人物のエピソードがバラバラと出てくるが、次第に登場人物たちの接点が見えてくると共に、…

どんまい いいこともあれば悪いこともある

どんまい を読んだ。 離婚して、中学生の娘といっしょに草野球チームにはいった洋子。 余計なことはあれこれ言われるし、思うように体も動かない。 離婚した夫は新しい家庭で幸せそうにやっている。 家族の関係、立場が大きく変わった友人との関係、先輩後輩…

猫ピッチャー

猫ピッチャー プロ野球選手がネコだったら!という短編漫画。 猫ピッチャー1 作者:そにし けんじ 中央公論新社 Amazon ネコだから ストライクゾーンも超狭いし、 走塁超速いし、 かわいい! ネコだから、本能おもむくまま好き勝手する。 人間が同じことをし…

リカバリーごはん

スポーツする人のためのリカバリーごはん を読んだ。 この本では、運動後の疲労回復をスムーズに行うため、 運動後速やかに栄養補給することを勧めている。 おやつ類ではなく、まずは[おにぎり]がおすすめとのこと。 炭水化物、たんぱく質、塩分がとれる 手…

布武の果て

布武の果て を読んだ 450年前からデータドリブン経営って大事!と若干的はずれな(笑)感想の本だった 織田信長が勢力を伸ばし、本能寺の変に至るまでの信長とかかわる戦国武将の動きを、 鉄砲と硝石の商いを通じて堺の商人たちが分析し、自身の商売と命を守る…

社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう!

2012年刊行、2014年に文庫化された本だが ソ連の旅・ロシアの旅の比較が改めて新鮮だった。 ソ連時代は激しい物資不足、ビジネスという概念の不存在、社会制度の機能しない国だった。 ソ連崩壊後10年以上たって再度著者が訪れたロシアは、 資源高の影響で潤…

まずはこれ食べて

まずはこれ食べて 原田ひ香さんの小説に出てくる料理は、力強い。 なんてことないメニューでも、弱っている人を少しだけ安心させるような、後ろを向いている人を少し前に振り返らせるような。 何か不思議な力が食べ物にはあるのだと思う。 学生時代に友人同…

ご飯作りの絶望に寄り添うレシピ

ごはん作りの絶望に寄り添うレシピ 料理が苦痛だ などでおなじみ本多理恵子さんの最新作だ。 honyomi-memo.hatenablog.com ごはんで、あーーーってなっていたのは、 絶望と呼んでよかったのか! 献立決まらず、外食先も決まらない、カレー鍋でスポンジ死ぬ、…

消えたママ友

手塚治虫賞を受賞した漫画。 商社勤めで、きれいな保育園のママ友、有紀ちゃんが、 一人息子のつばさくんも残して、ある日突然[消えた]。 保育園のママたちの間では、男と共に逃げたという噂でもちきりとなる。 有紀ちゃんが消えたことをきっかけに ママ友の…

おいしいロシア

ロシア料理にまつわるコミックエッセイ。 東京で偶然ロシア人のP氏に道案内をしたことをきっかけに、 交際・結婚し、ロシアに一定期間住むことになった。 ロシア在住期間中に出会ったロシアの食文化・料理な度が紹介されている。 今は、コロナ禍かつロシアの…

声の在りか

声の在りか 声の在りか 作者:寺地 はるな KADOKAWA Amazon 小学生の母でもある希和が、民間学童「アフタースクール鐘」で働くこととなった。 子供たち、夫、保護者や先生との日々では「世間」「常識」が優先で、違和感があってもはみ出そうとしなかった希和…

本日はお日柄もよく

ちょうど参院選の頃に読んだ本。 本日は、お日柄もよく 幼馴染みの結婚式で、伝説のスピーチライターのスピーチに出会ったこと葉が、 自身が同僚の結婚式でスピーチを行う事になり、スピーチライターに弟子入りする。 その伝説のスピーチライターは政治家の…

子供の将来は親の自己肯定感で決まる

子供の将来は親の自己肯定感で決まる この本によると、価値観を押し付けていなくても、親の価値観が子どもには伝わるという。 その中で、以下点が印象に残った。 ・自分は自分、子は子 ・「普通」や「当たり前」は属するコミュニティの中での平均値。違和感…

10歳からの考える力が育つ20の物語

10歳からの…ということで非常に読みやすい児童書だが 大人が読んでもとても面白い本だ。 有名な20の童話について、 一般的な解釈とは異なった目線での解釈 が述べられている。 主人公以外の立場で考えてみること(3匹のこぶたなど) 行動の真の意図を考えて…

ことばが持つ雰囲気に名前がついた。「うまれることば、しぬことば」

「うまれることば、しぬことば」 反言葉狩り発言をするのはたいてい、芸能の世界の強者。ですが「言葉狩りにあっている」というと、不当に弾圧されている被害者のように見えたり、またその弾圧に対して反旗をひるがえす勇者のように見える効果があるのでした…

写真が超おしゃれなお片付け指南書「稼働率100%クローゼットの作り方」

「衣裳部屋」として自宅とは別にアパートまで借りていたスタイリストの筆者が、 服を厳選して「稼働率100%」のクローゼットを実現した方法が紹介されている。 ・一度服を全部出して仕分けし厳選したものを残す ・偏愛アイテム(筆者の場合はデニム)は残す …

暇な人、謎解きでもしませんか

暇な人、謎解きでもしませんか レベル別に謎解き60問が掲載されている。 前半サクサク進んでも、後半は1問1問結構時間かかった。 なかには、これをノーヒントで思い付けってのはちょっと論理の飛躍では…と思うものもあったが、 それも含めておもしろかった…

片づけられない人はまずは玄関の靴を数えましょう

この本で書かれている、整理ができるようになるメリットは以下の通りだ。 モノの整理をすることで、大切なことを選ぶ力が付き、時間を区切る力がつく。 片付け知識を意識に変換して行動する。 世の中に流されず、自分にとって必要なモノえらびに迷わない。 …

アカンヒトズカン

身近にいたらちょっとこまる「アカンヒト」。具体例と、対処アドバイスが満載の、「アカンヒトズカン」 軽い気持ちで読み始めたが、 いきなり、冒頭の アカンヒトとは の部分にとても共感した。 ”悪い人ではないんだけど、ちょっとめんどくさい人”、それがア…

世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方

世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 著者が提供する「自己理解」メソッドプロフラムを基にした本だ。 好きなこと(情熱)、得意なこと(才能)、大事なこと(価値観)の掛け合わせで、やりたいことを見つける、という考え方だ。 価値観→得意なこと→好…

植物性たっぷり×動物性ちょっぴり おいしすぎるたんぱく質おかず

植物性たっぷり×動物性ちょっぴり おいしすぎるたんぱく質おかず 筋肉・骨・内臓・皮膚を形成、酵素・ホルモン・血液の材料となるたんぱく質。 この本では、植物性と動物性の素材を両方使うことで、 満足感を得られる 胃もたれしない うまみの相乗効果が生ま…

「お探し物は図書室まで」自分で解決する力

お探し物は図書室まで 小学校に併設の「羽鳥コミュニティハウス」には、図書室がある。 大なり小なり日常で悩みや困りごとを抱えている人たちが、レファレンスで探したい本を伝えると、司書の小町さんが、目的の本+全然関係なさそうな本1冊が掲載されたリス…

3分で読める!コーヒーブレイクに読む喫茶店の物語

3分で読める!コーヒーブレイクに読む喫茶店の物語 喫茶店をテーマにした、ショート・ショートが25作品収録されている。 中でも、気に入ったのは 「アットホームじゃない会社」だ。 主人公は、「アットホームな会社」という宣伝文句の企業は避けたいと考えて…

野球の撮り方ガイドブック

野球の撮り方ガイドブック デジタル一眼レフカメラの入門書は多数あるが、こちらは野球(少年野球~高校野球の、グラウンド近くから撮影できるもの中心)に特化した本だ。 ネットやフェンスの消し方 守備位置ごとの撮り方や、バッターを撮る際の撮影ポジショ…

完全版最後の講義 これからの時代を生きるあなたへ

これからの時代を生きるあなたへ NHKの番組「最後の講義」の収録すべてに著者が加筆し、再構成した本だ。 ジェンダー教育の第一人者、上野千鶴子氏が、 主婦・家父長制・ケア・フェミニズムについて行った講義と、受講生との対話が書かれている。 その中で、…

0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる学ぶ人と育てる人のための教科書

0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる学ぶ人と育てる人のための教科書 ・学ばなければならない理由 ・著者のこれまでの学び方 ・STEAM教育時代に身に着けておくべき要素 が述べられている。 その中でも納得がいった考えは、 「なぜ勉強…

「ばくりや」ちょっとぞくっとする連作短編

連作短編集、「ばくりや」を読んだ。 自分の能力と誰かの能力を交換する不思議な店、「ばくりや」。 女性に異常に好かれる能力、就職先がつぶれる、間が悪い…など、いろんな「能力」を持て余してばくりやを訪れる人たちの物語だ。 若干ネタバレ気味かも…だが…

「バカ格差」バカげた格差に振り回されずに生きる方法

「バカ格差」を読んだ。 多数の格差が世の中には存在している。 その格差に対して、著者は、 格差の原因を考え、分析して、今後私たちはどのように生きていくべきか の提言をしている。 格差の例としては、タワマンの階数、学歴、会社名、出世、雇用形態、性…