いろんな本を読んでみる

本を読み散らかすだけじゃもったいない!ので、読んだ本を記録します

本日はお日柄もよく

ちょうど参院選の頃に読んだ本。

本日は、お日柄もよく

 

本日は、お日柄もよく (徳間文庫)

幼馴染みの結婚式で、伝説のスピーチライターのスピーチに出会ったこと葉が、

自身が同僚の結婚式でスピーチを行う事になり、スピーチライターに弟子入りする。

その伝説のスピーチライターは政治家の演説のライターでもあった。

 

これを読んで思ったのは、中身があれば人を集められるし、その逆もしかりでどこに集まるかを自分で決められるのだ、ということ。

 

こどものころは、自分でなんでも頑張るのがエライ、みたいに思っていた。

他の人にやってもらうなんて楽していてずるい、とも思っていた。

 

でも、自力でただ頑張るより、優れた技巧を持つ人の力を借りるともっと大きな成果が出せて、それを理解して人を動かせる人が、その人自身も、力を貸した人(動いた人)も、成果の利益を受けられるんだなあと思う。

 

技巧を持つ人にも、動かす人にもなれないで

今は悶々としている。

人を動かすよりは、私自身は動かす人から乞われる人を目指したいと感じた話だった。

 

 

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タイトル 本日は、お日柄もよく

著者   原田 マハ