10歳からの…ということで非常に読みやすい児童書だが
大人が読んでもとても面白い本だ。
有名な20の童話について、
一般的な解釈とは異なった目線での解釈
が述べられている。
- 主人公以外の立場で考えてみること(3匹のこぶたなど)
- 行動の真の意図を考えてみること(鶴の恩返しなど)
- 自分を守る最善策はほかにあるのではないかと考えること(さるかに合戦など)
- 前提条件の置き方で変わる可能性を考えてみること(うさぎとかめなど)
目線を変える観点として、本文記載の詳細には触れないが、
総じて上記のような観点で想像を広げると、
目の前のことをそのままうのみにすることなく
「自分で考える」ことができると思った。
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タイトル 10歳からの 考える力が育つ20の物語
著者 石原 健次
出版社 アスコム