暑さを味方に付けるHEATトレーニング
を読んだ。
夏の始めにこのことを知っていればーー!と思うことが一杯だったが、
来年は家族が炎天下で運動するとき、
この本の知見を生かしたい。
また来年も読み返そう!
この本では、熱中症予防だけでなく、
暑熱環境下で充分なパフォーマンスを発揮するための暑さ対策
の大切さと、実践方法が書かれている。
暑熱順化とは
- 汗をたくさんかける
- 血液の量(血漿量)が増加する
⇒体温が上昇しにくい状態に身体が適応する
というもの。
暑熱順化することで、酷暑下でのパフォーマンスが向上するというのだ。
暑熱順化するには、体温をあげて運動すること、
体温がさがらないうちに運動後に入浴すること、
運動後にミルクたんぱく質(牛乳など)をとって血漿の量を増やすこと、等があげられている。
さらに、酷暑下で運動する際は、
運動前に体を冷やす
冷却方法として、腕を冷水につけたり、アイススラリーを飲んでからだの中から冷やす
等が効果的と述べられている。
これを読んでおもったのが、
環境が変われば新しい方法が研究されてくるのだから、
運動にせよ、なんにせよ、新しい方法は常にキャッチアップして、
効果的な方法を知っておきたい、と言うことだ。
次の猛暑は、これまでと違う手段で挑みたい。
ーーーーー
タイトル 暑さを味方につける HEATトレーニング
著者 中村大輔