いろんな本を読んでみる

本を読み散らかすだけじゃもったいない!ので、読んだ本を記録します

クアトロ・フォルマッジ

クワトロフォルマッジ を読んだ 

 

クワトロ・フォルマッジ

リンコントロ という ピザ屋で殺人事件が起こる 

 

従業員の皆が言いたくないこと、秘密を 抱えており それぞれの従業員の事情とともに 殺人事件の謎は少しずつ解明されていく

その過程ががとても面白い 一冊だ


この小説を読んで思ったのは 人は思い込みで 行動するし 人の事情は 全くわからないものだ、ということだ

人と一緒に過ごすことは  案外 面白いのかもしれないと思える1冊だった。

ーーーーーーーーー

タイトル クアトロ・フォルマッジ

著者 青柳碧人

 

 

 

しないレシピ

世界一簡単な しないレシピ 元シェフが教える、プロのこっそり手抜き術

 

元シェフによる、手間を省いて手軽に作るレシピ本だ。

火を使わない 洗い物少ない などのジャンル分けがされており、

私が気に入ったのは 洗い物少ない のハンバーグだ。

 

  • タマネギはレンジ⇒火は使わない
  • ボウルの代わりにフライパンで混ぜる⇒洗い物減る
  • 手ではなく、ヘラでこねる⇒脂を溶かさない

 

 

フライパンのなかで、ヘラでこねるだけで、こんなに楽なのか!と嬉しくなった。

味もちゃんとハンバーグだし、これなら平日でも気軽に作れる、嬉しいレシピだと思った。

この本には載ってなかったが、つくねとかも同じような作り方でイケそうだ

これからひき肉料理の頻度を上げられそうな気がする

 

 

ーーーーーー

タイトル しないレシピ

著者 ひろち

 

 

 

ついでにジェントルメン

ついでにジェントルメン を読んだ

ついでにジェントルメン (文春e-book)

男性と女性の立場の違いからくる関係性をテーマにした短編集だ。

 

中でも、面白かったのが「あしみじおじさん」だ

 

主人公の亜子は幼い頃から貧しく、大学進学も断念していた。

顔のコンプレックスを解消するためバイトでお金を貯め、同じ団地で同様の暮らしをしていた友人のバイト先の美容整形クリニックに行くが、

待合室に置かれていた少女文学全集を読み、美容整形を考え直す。

 

小公女、アルプスの少女ハイジあしながおじさん赤毛のアンなどを通して

少女が篤志家の男性から経済的・精神的な援助を受け貧困から抜け出し成功をつかむ

という普遍性に気付き、

自身も物語の主人公のように振る舞えば道が拓けるのではと考えたのだ。

 

美容クリニックの院長と付き合うことで、高級マンションに住まう友人とは対照的に、亜子は富裕層とのパスを作りたいと周りに相談する。

亜子は、「児童文学から方法論を導きだし、自身が貧困から抜け出すために行動する」という姿勢を貫くことで、その生きざまに賛同する人たちから様々な形で支援を受け、劇的に亜子を取り巻く世界が変わっていく。

 

女性が成功するために自分を変えるのではなく

自身の考えを曲げることなく富裕層の行動を変えていくのだ。

 

これまで、私自身は立場が上の人から「何かをもらう(金銭的援助に限らず、例えばおごってもらうなどいった小さなことでも)」というケースについて

深く違いを考えてこなかった。

  • 相手を喜ばせ、相手におもねることで援助を受ける(自分が変わる)
  • 自身の信念に賛同をうけた結果援助が得られる(相手が変わる)

のは大違いだと気づいた。

前者は、強者と弱者の関係で、後者は、対等な関係といえる。

そして、相手と対等な関係になるには自身の考えを持ち、行動に移していることが必要だ。

 

私は、対等な関係で、いろいろな人から支援を受けられるような生き方をしたい。

そのためには自身の考えを明確に意思表示することから始めたい。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

タイトル ついでにジェントルメン

著者 柚木麻子

 

 

 

ぼくはいったいどこにいるんだ

ぼくはいったいどこにいるんだ 

を読んだ

ぼくはいったい どこにいるんだ

 

ちずは、べんりだけど、なくても、どうにかなるときもある。

でも、いろんなことを ちずにしてみると、わかることがたくさんある。

 

まるで、図式化のお手本のような絵本だ。

 

 

  • スコープを変えて焦点を明確にする(いろんな大きさの地図)

 

  • 行動やきっかけで気持ちの快不快を表現する(きょうのきもちの地図)⇐まさにジャーニーマップ

 

図にするといろんな物事の関係性や状態遷移がぼくのような子どもでもぱっとわかるのだ。

 

全体像がわかっているか、わかってないかは 

図にかけるか?ではないかと思った。

 

難しく考えず、ぼく のようにいろんなちずを書いてみたい

 

ーーーーーーー

タイトル ぼくはいったいどこにいるんだ

著者 ヨシタケシンスケ

 

 

 

朝が得意になるスゴい習慣

朝が得意になるスゴい習慣

 

親子で変わる! 朝が得意になるスゴい習慣

朝の生活習慣でよくある困った事例とともに紹介されている

 

片付けない、ねおきが悪い、下痢や便秘しがち、朝食をとらない、などといった子どもへの対応が紹介されている。

 

起床後不機嫌⇒睡眠時間確保する

片付けない子⇒場所、捨てる基準をはなす

等具体的に手をつけるべき点が記載されている

 

これら対応もフムフム、と参考になるが

どっちかというとこんな困った状態だ、という

各困り事の解説4コマ漫画が共感!!

 

ハウツーつきのコミックエッセイとして楽しく読めた

 

ーーーーーーーーーーーーー

タイトル 親子で変わる!朝が得意になるスゴい習慣

著者 いであい

 

手持ちの服でなんとかなります

手持ちの服でなんとかなります を読んだ

 

手持ちの服でなんとかなります

服の着こなし方として、OK/NG例とが一目瞭然となるように紹介されている。

つい服を買いたくなる季節の変わり目こそ手に取りたい一冊だ。

 

タックイン

ブラウジング

シャツの袖まくり

ロールアップ

などのやり方は、写真とステップ解説付きだ。

 

また、コーディネートの面では

締め色、中間色、抜け色からえらぶ

原型コーデを決める

靴やコートのバランスを整える

という観点で紹介されている。

 

これを読んで、

(特にオンラインで買った服が)自分で着てみると何か違うってなるのは、ただそのまま着てるだけだった、

そしてそのまま着たらダサい服が世の中にはいっぱいある

と気づいた。

 

対策は大きく2つある。

  1. 技術を身に付けて着こなす⇒この本の主張
  2. 技術がいる服をあきらめる⇒買わない

 

この本のなかではキホン技術がいる服をおしゃれに着るということが主眼で書かれている。

 

でも、もっさりあか抜けないを抜け出すため、いっそテクニックのいるシャツ、主役級アイテム は避けて、

  • ブラウジングしない方がいい裾シルエットのカットソー
  • バランスのとりやすい靴や服

を選ぶ…という手もある。

 

著者の指南する内容とはややずれるが

自分の出来ることを踏まえ

最適な方法を見つけるのがいいと思う。

 

 

ーーーーーーーー

タイトル 手持ちの服でなんとかなります

著者 杉山律子

 

シンプルなコツでうまくなる魔法のイラスト帖

シンプルなコツでうまくなる魔法のイラスト帖

シンプルなコツでうまくなる魔法のイラスト帖 描けばみんなに笑顔が広がる!

ボールペン1本+必要に応じ色づけ で書けるイラスト・装飾文字が、ジャンルごとに紹介されている。

手帳やメモ、メッセージにイラストをを描いてみたい人にぴったりの一冊だ

 

同じようなジャンルの本を見比べて、これがいいなとおもったポイントは、

  • 書き順
  • パーツのレイアウトのコツ

が解説されていることだ。

もともと絵が得意で書ける人なら、完成形だけ見てスラスラ真似できるかもしれないが、

そうでない場合は正直見本通りに書くことが難しかったりする。

どのパーツから書き始めるか、文字ならどの部分から書き始めるか、が、全体のバランスを整える上で大事なのだ。

 

これを読んでおもったのは、技術やノウハウといった暗黙知言語化・パターン化できるかできないかで、伝わり方が全然違うということだ。

 

基本を学ぶ ということを忠実にやっていきたい

 

ーーーーーーーーーー

タイトル シンプルなコツでうまくなる魔法のイラスト帖

著者 ちょ