いろんな本を読んでみる

本を読み散らかすだけじゃもったいない!ので、読んだ本を記録します

2021-01-01から1年間の記事一覧

自分の定番料理にできるレシピがいっぱいある「川津さんちのおうちごはんのレシピとヒント204」

川津幸子さんは100文字レシピなど、シンプルなレシピが多く気に入っている。 川津さんちのおうちごはんのレシ (ORANGE PAGE BOOKS) 作者:川津 幸子 オレンジページ Amazon 調味料も材料も少ない、手順も簡単、覚えやすい そんなレシピが満載だ。 鶏のしょう…

「アウトプットがすごい人の時短のキホン」 抱え込んでも何もいいことはない

在宅勤務で時間の縛りが緩くなり、だらだら仕事しないようにしたくて読んだ。 会社では教えてもらえない アウトプットがすごい人の時短のキホン 作者:各務 晶久 すばる舎 Amazon 時短で終わらせる心がけがいろいろ紹介されている。 中でも、 明日でいいこと…

かんたん、おいしい 米粉のクッキー

米粉にはグルテンがないので、テクニックいらず!という米粉クッキーの本です。 かんたん、おいしい 米粉のクッキー 作者:高橋 ヒロ 池田書店 Amazon 大別すると、 ・サラダ油で作るクッキー ・バターで作るクッキー の2種が紹介されています。 確かに、実際…

承認欲求に振り回される人たち

承認欲求にはネガティブイメージがあった。 この本では、 ・承認欲求は人間の基本的欲求である ・承認欲求は成長には欠かせない としながらも、 ・かつてのように地道な努力の結果ではなく、SNSによって、ちょっとしたアイデアで承認欲求を簡単に満たせるよ…

「銀河鉄道の父」世間の目より、自分の気持ちに沿って生きる

「銀河鉄道の父」は宮沢賢治の生涯を、父・清次郎の視点で描いた小説だ。 銀河鉄道の父 (講談社文庫) 作者:門井慶喜 講談社 Amazon 清次郎は親の代からの質屋を成功させて、比較的裕福な暮らしをしている。 賢治が生まれた当時(明治時代)にしては珍しく、…

「凡人くんの人生革命」凡人でもできる簡単そうなことを、つづけること、工夫することが革命を呼ぶ

サブタイトル、「嫌なことから全部抜け出せる」かは怪しいが、 凡人 が 人生に 革命を起こす そのためには、簡単なことでも「継続する」ことだ、とこの本では説かれている。 嫌なことから全部抜け出せる 凡人くんの人生革命 作者:ヒトデ KADOKAWA Amazon 人…

「28文字の捨てかた」買いたくなったらこのフレーズを思い出せ!

断捨離、ときめき、捨てる、その系統をいろいろ読んで、 少しずつモノに対する考え方も、すこーしずつ変わりつつある。 28文字の捨てかた 作者:yur.3 主婦の友社 Amazon この本では、物・人間関係・思い出を「捨てる」ための「考え方のエッセンス」と、具…

なぜ秀吉は

門井慶喜さんの本で、歴史上の人物に焦点をあてたものが、面白い。 「なぜ秀吉」はもその1冊だ。 なぜ秀吉は 作者:門井 慶喜 毎日新聞出版 Amazon この本では、秀吉が朝鮮出兵をするに至った動機を、名護屋城(名古屋城)築城に絡め、陶工・茶々の世話役だっ…

銀閣の人

銀閣の人 足利義政が、銀閣を建立し、「わび・さび」文化を作り上げ 後世にのこるまでを描いた小説だ。 銀閣の人 作者:門井 慶喜 KADOKAWA Amazon (以下は、ややネタバレ) 足利義政は、室町幕府の威厳が弱ってから八代将軍となった。 自身が将軍となってか…

さらに!やばい日本史

ウラばなし、というのは面白い。 東大教授がおしえる さらに! やばい日本史 作者:滝乃みわこ ダイヤモンド社 Amazon ざっくりした時代背景の説明 歴史上の人物の ・すごい(よく知られる面) ・やばい(あまり知られていない面) が描かれている。 律令国家…

むかしむかしあるところに、死体がありました。

昔話をモチーフにした殺人事件。 続編が出て初めてこの本の存在を知り、まずは初めの本から読んだ。 むかしむかしあるところに、死体がありました。 作者:青柳碧人 双葉社 Amazon 5つの昔話を基にしたミステリー小説で、 昔話では語られない部分で殺人事件が…

素晴らしき家族旅行

実家の介護問題をテーマにした小説、「素晴らしき家族旅行」を読んだ。 素晴らしき家族旅行 上 (毎日文庫) 作者:林 真理子 毎日新聞出版 Amazon 素晴らしき家族旅行 下 (毎日文庫) 作者:林 真理子 毎日新聞出版 Amazon 主人公の幸子は、夫の祖母・淑子の介護…

聴く力の強化書

これまで、私は傾聴の技術を誤解していた。私の思っていた傾聴は、自分のことを話さず聞き手にまわる相手の話をしっかり聞き(しっかりって曖昧!)、内容を理解する…というようなもの。この本では、傾聴のやり方が具体的に示されていて、いかに傾聴を異なる意…

究極の子育て

「頭で理解できてるが実践できない」ことについてやった方がいい理由を、しっかり説明されている。 究極の子育て――自己肯定感×非認知能力 プレジデント社 Amazon 印象に残ったのは自己決定できない「いい子症候群」の防止法だ 親の期待を押し付けていると、…

「人に迷惑をかけるな」と言ってはいけない

人の話を聞かない子どもへ、どう声がけするとよいか、ヒントを求めて手に取った。 「人に迷惑をかけるな」と言ってはいけない (SB新書) 作者:坪田 信貴 SBクリエイティブ Amazon 社会で必要なルールや価値観を子どもに教えることを、「拮抗禁止令」という。 …

るすめしレシピ

つくりおきおかずのヒントになるかと思って読んだ。 るすめしレシピ 作者:上田 淳子 自由国民社 Amazon 内容 電子レンジが使えるか、鍋が使えるか…など、食べる側のスキルに応じた 以下の4パターンが紹介されている。 そのまま レンチン 鍋で温める(含・ひと…

俺達の日常にはバッセンが足りない

新聞の書評欄で「確かにバッセンが足りないと思う」というようなコメントを見て、読んでみたい!と思った一冊。 俺達の日常にはバッセンが足りない 作者:三羽 省吾 双葉社 Amazon ファミリー向け、とか、若者向け、子供向け…みたいなはっきりしたターゲット…

訪問しない時代の営業力強化の教科書

この本は、上司に勧められて読んだ。 この本では、コロナの影響で営業・マーケティングが非対面に変わりつつある中で、営業・マーケティングの課題を解決し、的確な施策を行うためのノウハウが記載されている。 個人がその場の工夫で実践できる即効性のあり…

小林カツ代の伝説のレシピ

本のサブタイトルの通り、小林カツ代さんのレシピは無駄がなくておいしいものがたくさんある。だから、亡くなってからもなおレシピ本が出版されてくるんだろうなと思う。 小林カツ代の伝説のレシピ (「うまい! 」は時代を超える) 作者:小林 カツ代,本田 明子…

「腹が立ったら、怒りなさい」相手に直接、ストレートに伝える。

「アンガーマネジメント」をしなければと思う。一方で、「怒りを抑えるなんて無理だ」という思いもある。そんな時、タイトルにひかれて「腹が立ったら怒りなさい」読んだ。 腹が立ったら怒りなさい (ディスカヴァーebook選書) 作者:和田秀樹 ディスカヴァー…

子どもにお金をかけるのは、やめなさい

勉強しない子にやきもきし、手に取った一冊が「子供にお金をかけるのは、やめなさい」 子どもにお金をかけるのは、やめなさい 作者:横山 光昭 すばる舎 Amazon この本では、習い事や教育費・保険・住環境などで、「子ども中心」になりがちだが、無理して子ど…

「ネオサピエンス」理想が理想でなくなる時。

「愛着障害」で知られる岡田尊司さんの著書ということで手に取った。 ネオサピエンス 回避型人類の登場 作者:尊司, 岡田 文藝春秋 Amazon この本では、「回避型愛着」を示す人を別の人類とし、それらが増えた社会がどう変わるかという観点で考察されている。…

保存版 100均グッズで作れちゃう!防災ハンドメイド

防災の備えをするにあたり、次々モノを買いたくなるのをこらえようと読んでみた。 保存版 防災ハンドメイド 100均グッズで作れちゃう! 作者:辻 直美 KADOKAWA Amazon いいな!と思ったアイデア パラコードブレス(丈夫なパラコードで作るブレスレット) ペッ…

スマホで防災

防災の日にちなんで読んでみた1冊。 スマホで防災 家族も自分も守る! スマホで始める最新防災マニュアル 作者:宮下 由多加 ジャムハウス Amazon この本では、スマホの機能のうち防災に役立つもの、防災に役立つアプリと使い方が丁寧に説明されている。 実際…

「ほたるいしマジカルランド」世間体より大事なもの

おしごと小説ということで、 「ほたるいしマジカルランド」を読んだ ほたるいしマジカルランド 作者:寺地 はるな ポプラ社 Amazon 遊園地で働くいろいろな従業員のエピソードが描かれている。 その中でも、三沢星哉の話が印象に残った。 星哉は、両親の離婚…

賢い子はスマホで何をしているのか

「賢い子はスマホで何をしているのか」は 子どもがスマホを使いすぎるのをどうコントロールするか、ではない。 (スマホに限らず)デジタルデバイスをどう活用するかということがテーマの本だ。 賢い子はスマホで何をしているのか (日経プレミアシリーズ) 作…

「はじめてのやせ筋トレ」目的を明確化する

痩せやすい体になるために、家でも、時間がなくてもできる筋トレが紹介されている。 はじめてのやせ筋トレ 作者:とがわ 愛 KADOKAWA Amazon この本では、部位ごとの筋肉ごとに効く筋トレが紹介されている。 ・おしりと背中を鍛えると代謝が上がり、痩せやす…

「やめてみた」ヒントが転がっている本

コミックエッセイ やめてみた シリーズを読んだ。 やめてみた。 本当に必要なものが見えてくる、暮らし方・考え方 (幻冬舎文庫) 作者:わたなべぽん 幻冬舎 Amazon もっと、やめてみた。 「こうあるべき」に囚われなくなる暮らし方・考え方 (幻冬舎文庫) 作者…

「透明な夜の香り」人の気持ちは変えられない

透明な夜の香り (集英社文芸単行本) 作者:千早茜 集英社 Amazon 「気持ちの変化」をキーとしたラブストーリー。 嗅覚が敏感な調香師の朔は、臭いで相手のウソをかぎ分けられる。敏感すぎるがゆえに、幼いころから傷ついてきている。感情の起伏が小さく、また…

「どうしてわたしはあの子じゃないの」世間に合わせる必要はない

「わたしの良い子」に続き、寺地はるなさんの「どうしてわたしはあの子じゃないの」を読んだ。 どうしてわたしはあの子じゃないの 作者:寺地はるな 双葉社 Amazon この本は、天・ミナ・藤生の同級生を中心とした話だ。 3人は山間の村の中学に通っていたが、…