どんまい を読んだ。
離婚して、中学生の娘といっしょに草野球チームにはいった洋子。
余計なことはあれこれ言われるし、思うように体も動かない。
離婚した夫は新しい家庭で幸せそうにやっている。
家族の関係、立場が大きく変わった友人との関係、先輩後輩のいじめ、中学生からおじいさん、どのメンバもそれぞれ事情を抱えているなかで、
日々精一杯暮らしていく人たちの人間ドラマだ。
どうしようもないとき、
人の目を気にして、動かないより、洋子のように、体当たりでぶつかってみないと、
うまく行くか行かないかもわからない。
洋子の立場で、チームであれこれ言われるのを気にして縮こまったら、
本人もつまらないままだと思う。
同じ環境・人たちの中にいても、どう動くかで、結果は変わるんだな、と思った。
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タイトル どんまい
著者 重松清
