自分が完全に該当するわけではないとは思うが、
一部当てはまる部分もあるかも…と思う「HSP(Highly Sencitive Person)」
すなわち「敏感な人」という概念が最近気になっている。
そのHSPをテーマとした本、「繊細さん」の幸せリスト を読んだ。
この本は、繊細さゆえに小さなことにも気づき、そのため疲れやすかったり
ストレスが出やすかったりしがちなHSP気質の人に向け、
その繊細さを含めて自分が幸せになる方法を提案するというものだ。
中でも、「良心の幸せ」という考え方は参考になった。
・自分がいいと思うことを仕事にすると心が満たされる
・相手を信じる。意外と何とかなる。
・向いてないこと、違和感のあることはそれが得意でやりたい人に任せる
というものだ。
これを読んで、
正直、そんなうまくいけば苦労しない…と身構えてしまったが、
その態度こそが「何とかなる」に相反しているなとはたと気が付いた。
最後の手段として、「自分がやらない」という選択肢が残っていると
気が付くだけでも、生きていける気がする。
(たとえそれで今の職場がつらくなっても、異動や転職など、
生きていける程度に働く方法はほかにもある、と気持ちに
ゆとりが持てる)
こうあらねばならない、と考えがちな時、
閉塞感でいっぱいの時に、この本を思い出したい、と思った。
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タイトル 繊細さんの幸せリスト
著者 武田 友紀