お菓子作りをすると、「中途半端に余った材料」に悩まされがちだ。
最近、きょうの料理で紹介された 「ココアクッキーチョコサンド」に
はまっている。
ココアクッキーチョコサンド レシピ 若山 曜子さん|みんなのきょうの料理 (kyounoryouri.jp)
バターではなくオイル(太白ごま油)を使うので、手順も簡単で、
材料もチョコレート以外は家にいつもあるようなものばかりで作れる、と
いいことずくめ。
ただ、一つだけ困るのが「卵黄一個」を使うこと。
その結果、冷凍庫に卵白がたまってきてしまうのだ。
お菓子作りであまって困る食材トップスリー(独断と偏見)は、おそらく以下の3つではないだろうか。
1.卵白
2.200ml未満の生クリーム
3.アーモンドプードル
冒頭のクッキーづくりで余る「卵白を使うお菓子」といえば、」「ラングドシャ」・「フィナンシェ」・「マカロン」あたりだが、ラングドシャは3個も4個も卵白消費することにはならないし、マカロンは若干ハードル高め。
ということで、冷凍卵白のストックがたまったら作るのが、こちらの本に載っている
「グランフィナンシェ」だ。
こちらのフィナンシェはバット1枚に生地を全部流して大きく焼いてしまうというもの。
専用の型がなくてもOK!というのが魅力だ。
しかも、手作りフィナンシェのだいご味、焼きたてカリカリの香ばしさと歯ざわりも味わえるとお気に入りのレシピだ。
ただ、ここにも欠点?があり、フィナンシェなので、アーモンドプードルを使う。(余って持て余しがちなトップスリー食材?)
富澤商店の100g入りを買うことが多いのだが、このレシピでは若干余る…ということで、
今度は、アーモンドプードルの使い切りを考えねばならない。
そんな時、
おなじ本に載るバターケーキであったり、
バターを使わずもっと手軽に作りたいときは、
なかしましほさんのクッキーとか、吉川文子さんのクッキーとか、
アーモンドパウダーを「ほどほどに」使うレシピが活躍するのだ。
…とまあ、お菓子作りをしていたらあっちを立てればこっちが立たず的なことが
繰り返される(気がする)のだが、
その過程で新しいレシピを見つけてチャレンジしてみる楽しさも
またお菓子作りの醍醐味かと思う。
あとは、これらをペロッと平らげる強靭な胃袋と代謝のいい肉体があれば
いうことないのだけれど。
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タイトル ホーローバットで作る とびきりスイーツ
著者 ムラヨシマサユキ
タイトル まいにち食べたい”ごはんのような”クッキーとビスケットの本
著者 なかしましほ
タイトル もうひとつ食べたくなる 軽やかな焼き菓子
著者 吉川 文子