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本を読み散らかすだけじゃもったいない!ので、読んだ本を記録します

誰にも嫌われずに 同調圧力をサラリとかわす方法

誰にも嫌われずに 同調圧力をサラリとかわす方法

を読んだ。

 

誰にも嫌われずに同調圧力をサラリとかわす方法

 

正直、タイトルだけ見たときは、

無理!

って思ってしまった。

 

なぜなら、

同調圧力をかわす=空気読めない=嫌われる??

という図式が頭の中に出来上がっていたから。

 

しかし、この本の趣旨としては、

同調圧力「かわす」「かけない」「あえて活用する」

ことを主眼としている

 

そのために、大事なことは

精神的に安定した人になる

ことであり、そのためには

自分の気持ちにだけ注目する

と著者は説いている。

具体なやり方とそれによる変化については

「本当は何も感じていない」と唱える→同調圧力の洗脳から解放される→「私ってすごいかも!と感じられる」→どんどん目の前のことが楽しくなってきて自然と極めていってしまう…というような流れで、自分を変えていける

 

さらに、同調圧力の良い面にも着目し、

前向きな同調圧力で組織の力をUPさせ、自分の評判を上げることにも活用できる、

と述べているのだ。

 

これを読んで、

「自分がどうありたいか」「人より自分の気持ちを大事にできているか」

と考えることの大切さに気付いた。

 

人を基準に考えていると、いつまでも人のことなんて「わからない」

そんな「わからないもの」に右往左往すると疲弊するのも当然だと思う。

しかもそこには自分がどうしたいかがないからつまらない。

 

また、同調圧力をうまく使うという観点では、

学生時代のことを思い出すと、

イベントなど「めんどくさいー」「ださいー」とやらないという選択肢もあるが、

思いっきりやったら結構楽しかったりする。

 

社会人になってからも、仕事に関する資格取得等に積極的に名乗りを上げれば、

同じ時期に資格取得しようとする人と励ましあって頑張れるし、

結果、難しめだったり需要の多いスキルの資格が取れれば

社内の評価だけでなく、自分自身の「市場価値」自体が上がる、ということは

実感できる。

 

「自分がイキイキ生きるためのヒント」になる本だと感じた。

 

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タイトル 誰にも嫌われずに同調圧力をサラリとかわす方法

著者 大嶋 信頼