二度寝とは、遠くにありて想うもの
津村記久子さんのエッセイを読んだ
中でも共感したエピソードは、
平日ファミレスランチにいけない
というもの
- ある程度の食べたいものは自分で作れる
- 全く気力がないならファミレスにもいけない
- 気力が残ってるなら安くはないファミレスにいかなくてもよい
⇒ファミレスと自分が噛み合わない
という感覚に、深く同意した。
ただ、これを読んで思ったのが、
価値観は人それぞれかも、ということだ。
私は著者同様、ファミレスの使いどきがわからない…というクチだが、
ともすれば、「だからファミレス嫌い」とか言ってしまいがちだった。
この、「自分とかみ合わない」という感覚を理解することは
大事だと思っていて、
ファミレスの提供する価値が十分お金に見合うと感じるケースや
人もいるだろう
そういう時に、「その感覚がおかしい」と考えて行動するのではなく、
自分とは違う、という感覚で、相手から見たら「自分の感覚がおかしい」と
思うだろうな…と、想像をして行動するほうがいいと感じた。
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タイトル 二度寝とは遠くにありて想うもの
著者 津村記久子