2025-01-01から1年間の記事一覧
目覚めると、見ず知らずのサチの住む都心のタワマンと、ワタルの住むアパートの部屋がくっついていた。 サチとワタルの暮らしていた街並がなぜかいびつに連なっていた。 街には2人しかいない。 しかし何も不自由がなく、必要なものが手に入り、痛みなども感…
タイトルはいかにもイケズな京都人、排他的な沖縄人みたいな印象を与えるが、この著書の中身はむしろその逆だ。 京都人の親しき中にも礼儀ありな人付き合いの仕方、 沖縄人の相手を追い詰めず、自分も追い詰められないという論理。 特定の人たちを追い込むネ…
パーソナルスタイリストを務める著者が一般の人向けに書いた着こなしルールの本。 シンプルで試しやすく効果が実感しやすいルールを紹介している 私がコレだ!と思ったのは、以下。 femail Mailのアイテムを組合わせること。片方だけに偏らないこと。(femal…
よく、部署の目標のキャッチフレーズで筋肉質な組織にする、という目標が立てられるが、自分はチームの筋肉だろうか、体脂肪だろうか、とふと考えてしまう小説だ。 後藤はJBBCのボディビル大会に向けて体を絞っている、が、一向に自分の階級目指す階級の体重…
ヨシタケシンスケのイラスト集。 イラストと名言がぴったり合っている 中でも一番ハッとしたフレーズはコレ。 期待はやっかいだ。されてもされなくても困るからだ そうなのだ。 どっちに転んでも、それぞれ一長一短あって、 全部がこうすれば全部100点みたい…
芝居小屋のそばで、菊之助という武家の若者による仇討ちが成功した。 後日、菊之助の縁者という侍が、仇討ちについて、 菊之助と関わりのあった芝居小屋の人々に、話を聞いて回る。 私は、一人目に話を聞いている頃は、単調に読み進めるだけだった。 2人目3…
仕事の整理をする習慣 =片付け・整理 タイムマネジメント 優先順位付け 思考 コミュニケーション など 自分としては仕事に時間を取られて苦しんでいる 周りからは残業代だけかさみ仕事ができない、お荷物人間とみなされているように感じる 自分が嫌い と感…
学生の頃いじめられてきた人、スクールカースト上位にいて、いじめたりいじめる人を傍観してきたりする人たち。 それらの人々が大人になって接点を持ち他者との関わり方について掘り下げていく物語 登場人物達のフレーズで、今までモヤモヤして何とも表現し…
人間関係が苦手な人をここでは内向的な人と呼ぶ。 内向的な人の悩みを、考え方・行動でカバーするためのヒントとなる本だ。 例えば、 1人反省会をしてしまう これは著者が言うには「頭がお暇」な証拠 目の前のことに集中していれば余計なことを考える暇がな…
自分の理想や欲望に正直で誰にも遠慮なんてしていない女性実業家。そんな女性に対し自分は誰に遠慮して生きてるのかと感じる女性。 ホモソーシャルで競争原理主義の男性社会 全てを勝ち負けで判断し、弱みを見せたらすぐ退場 その中で自分より立場の低い人を…
仕事のあらゆる場面で必ず言われる、数字で示せ。 わかってはいるが、あいまいな表現を使ってしまうことも。 これなら実践できる、と思ったのが、 間違うのが怖ければパーセントを使う ということ ざっくりした基準を持っておけばよいし、 たとえ正しくなく…
嘘と正典ソビエト時代のCIA モスクワ支局の工作担当員ホワイトは、過去に遡って通信する時空間通信の方法をソ連の研究者から入手した 共産主義を消滅させるために、過去の事実を変えるため、マルクスとエンゲルスの接点が生まれないよう画策する。 なるほど…
料理家桧山タミの92歳の時の本、サブタイトルはタミ先生の見つけた幸福術。 この幸福術というところに惹かれて手に取った 特に クヨクヨしない主義 というところが心に響く。 クヨクヨしたって仕方がない。 嫌なことがあったら寝た方がマシ 体を動かしてくた…
暮らしを整えるために10分間あればできること。 暮らしを豊かにするために、10分間から始められること そんな知恵が詰まった本だ。 人口減少に伴う労働力不足であらゆるモノゴトに効率化がもとめられる今、 10分のスキマでできることを済ませ、 残りの時間を…
材料と調味料は最低限 分量と時間をきっちりはかって 狙った味に仕上げる。 そんなミニマル料理。 それの和食版だ ↓ミニマル料理の感想はこちら https://honyomi-memo.hatenablog.com/entry/2024/02/24/151341 1番重要なことだけに絞り込んで、 確実にやると…
眺めてウットリ本だ 専門店、洋菓子店、喫茶店、菓子メーカーなどのゼリーが紹介されている 子どもの頃、モロゾフの冷蔵ケースに入ってる方のゼリーを食べて、長持ちするスーパーや頂き物の甘ったるいゼリーと全然違う!とびっくりした それ以来、洋菓子店等…
バブル期に証券会社に同期入社した大卒、短大卒、高卒の3人を中心とする物語。 若くして証券取引で成功していると思っても、 本人の才覚より時代の幸運が加味していることに気づけずに、 大きな儲けを目論んで危ない橋を渡る。 読んで感じたのが、世代間格差…
備蓄用タンクの設計施工をする中小企業に勤める主人公。 彼女は金銭面でも仕事の面でもとてもケチ。 お金を払いたくないときはお金を出さない。 後輩指導係になっても対応は最低限。 雑用などはまず断る。 その主人公は極度の低体温で、いつも体の芯から冷え…
NIKKEIプラス1 何でもランキングの記事で、専門家が選んだ24フレーズから読者の投票で選んだ「愛の言葉」のランキングだ。 ↓本文は日経電子版から。 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD17C6T0X10C25A1000000/ 愛情の幸せな側面を表すフレーズが多い中…
1980年生まれの様々な女性たちが 小学生、中学生、高校生…と、30代後半まで成長する中で 近すぎたり近寄れなかったりする友人関係の距離感の変化、 年を経るごとに変わっていく女性のハンデなどなどが描かれている。 いろんなフレーズがグサグサと刺さる。今…
松尾純一郎57歳は、早期退職に応募して再就職活動中。 子は進学のため一人暮らし、妻も子の元に同居し、実質一人暮らしだ 喫茶店巡りを趣味としようする。 そんな折に出会う娘、妻、元同僚…など、あらゆる人に 「何もわかってない」 と言われながらも、自分…
2024年の大河ドラマ 光る君へ は新たな道長の解釈で面白かった。 教科書では道長ってこんなんじゃなかったよなあ 小説ではどう描かれてるかな と思い、道長の娘で中宮となった、彰子の物語、 月と日の后 を読んだ 光る君へ が終わってもっと藤原家のことを読…
ウー・ウェンさんの料理本。 ビジュアルは少なく、 手順についての解説などを行う本で、 〜〜なんですねー、といった、語り口調で書かれており、著者の料理サロンをテキストで追体験できるような1冊だ。 この本を読んで実際やってみて気づいたのは、 常識と…
阿川佐和子の日常の料理関するエッセイだ。 店や知人から聞いたレシピをアレンジした料理を作ってみたことなどが多数綴られていて、 美味しいものを作るには、交友関係が広くてフットワークが軽くないと難しいよな と、まあ、 自分とは全く生きる世界が違う…