いろんな本を読んでみる

本を読み散らかすだけじゃもったいない!ので、読んだ本を記録します

2025-06-01から1ヶ月間の記事一覧

明日、世界がこのままだったら

目覚めると、見ず知らずのサチの住む都心のタワマンと、ワタルの住むアパートの部屋がくっついていた。 サチとワタルの暮らしていた街並がなぜかいびつに連なっていた。 街には2人しかいない。 しかし何も不自由がなく、必要なものが手に入り、痛みなども感…

日本一ややこしい京都人と沖縄人の腹の内

タイトルはいかにもイケズな京都人、排他的な沖縄人みたいな印象を与えるが、この著書の中身はむしろその逆だ。 京都人の親しき中にも礼儀ありな人付き合いの仕方、 沖縄人の相手を追い詰めず、自分も追い詰められないという論理。 特定の人たちを追い込むネ…

あか抜けない私に必要なのはたった4つの着こなしルールだった

パーソナルスタイリストを務める著者が一般の人向けに書いた着こなしルールの本。 シンプルで試しやすく効果が実感しやすいルールを紹介している 私がコレだ!と思ったのは、以下。 femail Mailのアイテムを組合わせること。片方だけに偏らないこと。(femal…

ミスター・チームリーダー

よく、部署の目標のキャッチフレーズで筋肉質な組織にする、という目標が立てられるが、自分はチームの筋肉だろうか、体脂肪だろうか、とふと考えてしまう小説だ。 後藤はJBBCのボディビル大会に向けて体を絞っている、が、一向に自分の階級目指す階級の体重…

しかもフタが無い

ヨシタケシンスケのイラスト集。 イラストと名言がぴったり合っている 中でも一番ハッとしたフレーズはコレ。 期待はやっかいだ。されてもされなくても困るからだ そうなのだ。 どっちに転んでも、それぞれ一長一短あって、 全部がこうすれば全部100点みたい…

木挽町のあだ討ち

芝居小屋のそばで、菊之助という武家の若者による仇討ちが成功した。 後日、菊之助の縁者という侍が、仇討ちについて、 菊之助と関わりのあった芝居小屋の人々に、話を聞いて回る。 私は、一人目に話を聞いている頃は、単調に読み進めるだけだった。 2人目3…