「スタンフォード行動デザイン研究所の自分を変える方法 習慣超大全」 を読んだ。
原書のタイトル?はTINY HABITS(小さい習慣) だ。
行動を変えれば人生が変わる。行動を促すのは「フォッグ行動モデル」によると
B=MAP(Behabior=Motivation & Ability &Prompt)
の3つである。
行動デザインのステップは以下3つ。
- 願望を明確にする
- 行動の選択肢を挙げる
- 自分に合った行動を選ぶ
3.の「自分に合った行動」=黄金の行動と表現されている
■黄金の行動
- 願望の実現に効果的
- 自分が望む行動
- 実行可能な行動
黄金の行動を習慣化するのが以下のタイニーハビットの「レシピ」だ。
■レシピ
- これをしたら(アンカー)
- これをする(小さい習慣)
- 定着する(祝福)
この本では巻末に具体例が多数紹介されているものの、本編の中心は願望実現に必要な行動とタイミングを考える段取りだ。
その点が、ほかの「(ビジネス・暮らし方・生き方…等の)改善方法が紹介されたハウツー本」との決定的な違いだと感じた。
ハウツー本を真似て学ぶのも、もちろん目標達成や上達へのステップだ。
しかし、真似から学んでいるという意識が無ければ、手本がないと応用が利かなくなるのではないだろうか?
原理原則に通じるのがタイニーハビットだと思う。
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タイトル スタンフォード行動デザイン研究所の自分を変える方法 習慣超大全
著者 BJ・フォッグ
訳者 須川綾子