その下ごしらえ、ホントに必要?
コンロですぐ加熱できるようになった、一度に作る量が減った、野菜・豆のアクがへった
そうした時代の変化に合わせて、下ごしらえや調理法を変えていい、と紹介されている。
- アクとりは好みで
- 枝豆のゆで加減は好みで。塩も後で振る
- 煮魚は煮汁を事前に煮立たせなくていい
- 魚に塩をしてもしなくてもいい(塩で食感は変わる。「焦がす」ほうが生臭さが消える)
具体的には、上記のような内容だ。
官能検査や成分分析結果ではないので、はっきりしたエビデンスはないかもしれない。
私は、家庭で食べる料理だし、そこまで厳密に数値化する必要はなく、「手間を省いても味がそんなに変わらない」ならいいんじゃない?と思う。
試しに魚料理(照り焼き)を振り塩なしで作ってみた。普段の振り塩をしたときとの違いは正直よくわからず、もう今後は塩しなくていいなと感じた。
料理の手順でもなんでも、当たり前と思っていることを惰性でやるのではなく、
「現在の環境」を踏まえてアップデートするのは大切だなと思った。
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タイトル:その下ごしらえ、ホントに必要?
著者 :教える人 松本仲子/教わった人 野田真外