いろんな本を読んでみる

本を読み散らかすだけじゃもったいない!ので、読んだ本を記録します

「その下ごしらえ、ホントに必要?」今の素材に合わせて手順もアップデート!

その下ごしらえ、ホントに必要?

その下ごしらえ、ホントに必要? 段取り少なく美味しくできる、家庭料理の新常識レシピ (幻冬舎単行本)

 

コンロですぐ加熱できるようになった、一度に作る量が減った、野菜・豆のアクがへった

そうした時代の変化に合わせて、下ごしらえや調理法を変えていい、と紹介されている。

  • アクとりは好みで
  • 枝豆のゆで加減は好みで。塩も後で振る
  • 煮魚は煮汁を事前に煮立たせなくていい
  • 魚に塩をしてもしなくてもいい(塩で食感は変わる。「焦がす」ほうが生臭さが消える)

具体的には、上記のような内容だ。

 

官能検査や成分分析結果ではないので、はっきりしたエビデンスはないかもしれない。
私は、家庭で食べる料理だし、そこまで厳密に数値化する必要はなく、「手間を省いても味がそんなに変わらない」ならいいんじゃない?と思う。

 

試しに魚料理(照り焼き)を振り塩なしで作ってみた。普段の振り塩をしたときとの違いは正直よくわからず、もう今後は塩しなくていいなと感じた。

 

 

料理の手順でもなんでも、当たり前と思っていることを惰性でやるのではなく、

「現在の環境」を踏まえてアップデートすのは大切だなと思った。

 

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タイトル:その下ごしらえ、ホントに必要?

著者  :教える人 松本仲子/教わった人 野田真外