その調理、9割の栄養捨ててます!を読んだ。
料理レシピ本大賞にも選ばれた本だ。
食べ物の栄養を最大限とるため、以下のコツが紹介されている。
- 切り方
- 加熱方法
- 保存方法
- 食べ方
- 捨てていた場所の栄養
- 食材選びのコツ
これを読んで思ったのが、
「どうせ食べるなら栄養しっかりとりたい」というのと同時に、
「食事の目的って何だろう」ということ。
栄養を取りたいなら、全部まねしたい。
でも、おいしく食べたいなら、ちょっと無理かなと思うことも。
例えば、「みそ汁は50℃」。
私は「おいしく味わいたい」ので、
「栄養を最大限摂る」よりも「酵母も乳酸菌も全滅してていいから熱々」がほしい。
(もしくは、野菜に味噌入りの調味料をつけて食べるなど、低温でおいしく味噌を食べる方法が知りたい。)
一方で、
生長点を意識した食べ方・調理法や、
ブロッコリーは切って数分放置してから加熱、(加熱温度も低め)
捨てているワタに含まれる栄養素など、
もやしの保存法
枝豆のビタミンCを2倍とれ、なおかつ風味をアップさせる蒸し焼き
など、知らなかったトピックや、味・食感に影響がない(または少ない)のに
栄養を最大限摂れる方法は、ぜひ実践したい。
堅苦しく考えず、いいところどりして、
「美味しく栄養」をとり、「体にいいことしてる感」も味わいたいと思った。
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タイトル:その調理、9割の栄養捨ててます!
監修 :東京慈恵会医科大学 附属病院 栄養部