むかしむかしあるところに、やっぱり死体がありました。
を読んだ。
竹取物語、おむすびころりん、わらしべ長者、猿蟹合戦、ぶんぷく茶釜
これらの話をモチーフにしたミステリー小説だ。
特に竹取物語がおもしろかった。
かぐや姫が求婚してくる男性に宝物を要求する理由は、断るためではなかったのだ。
ぶんぷく茶釜で全体の話がつながってくるあたりも面白い。
一話ずつでも、一気読みしても楽しい本だ。
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タイトル むかしむかしあるところに、やっぱり死体がありました。
著者 青柳碧人