「勉強の仕方が悪くて時間・お金・労力」をムダにしないためにはどうするか?
というのがテーマです。
(勉強した結果がムダだ、というわけではありません)
「勉強をすることで自己成長を感じるとドーパミンが出て幸せを感じる」
という前提のもと、楽しく勉強する→「真似ぶ」→入出力を繰り返す→アウトプットする→継続するという一連の流れで勉強する大切さが説かれています。
なるほどなあ!と思ったポイントがいくつか。
「勉強ができる人」の最大の共通点は、勉強を楽しんでいるということ。
(中略)しれっとした顔で、「全然勉強してないよ」というのは、「謙遜」ではなく、彼らの「本音」だったのでしょう。
勉強に限らず、大変そうに見えても嬉々としてやってるひとはいますよね。
昔は、全然勉強/練習/準備してないってホント?と思ってたけど、
本人の感覚としてはあながち嘘でもなかったのかも。
子どもの場合は、「長所伸展」から。一方大人の場合は「短所克服」をさきに考えたほうが得です。
自分の短所を改善→伸びしろ大きく結果が大きく出る→楽しくなる→自己成長のサイクルに突入・・・。そういう観点で考えたことなかった。
ではどこから始めるべきか、というヒントが以下。
「自分が何を知らないのか」、が明らかになれば、その知らない部分を勉強すればいいだけです。
(中略)
「アウトプット」しない限り、自分が何を知っていて、何を知らないのかは明らかになりません。
(中略)
人に教えていて上手に説明できなければ、あなたの「知らない」部分が明らかになります。
確かに、仕事でも人に伝えようと思うと、分かったつもりでわかってなかった箇所が良く見えてきます。
アウトプット(問題集を解く・人に教える・1週間に3回アウトプットする→さらに、SNS投稿、講師になる(!!))など具体的メソッドがいろいろ記載されています。
先ずは、この本のやり方を真似て、「人に教える(伝える)」とことから、地道にやっていこうと思います。
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タイトル:ムダにならない勉強法
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