いろんな本を読んでみる

本を読み散らかすだけじゃもったいない!ので、読んだ本を記録します

「行動最適化大全」毎日少し取り入れたらきっといいことがありそう

「行動最適化大全」

この本は、ベストタイミングにベストルーティンを行うことで

最高の一日を作るという目的だ。

著者で精神科医の樺沢紫苑さんが、生活習慣・仕事・人間関係を最適化する方法を

まとめている

 

 

 

多数のトピックが取り上げられているが

中でも「好意の1対2対7の法則」と、「攻撃する人を味方に変える方法」が印象に残った。

 

10人いたら、あなたを嫌う人は1人、あなたを好きな人は2人、どちらでもない人が残りの7人です。

どこの職場、チーム、コミュニティに移動しても、「自分を嫌う人」「ソリの合わない人」は必ずいるということです。

(中略)

たくさんの人と会えば会うほど、一定の確率で出現する「攻撃星人」。

あなたの精神とエネルギーと大切な時間は、あなたを嫌う人のためではなく、あなたにとって大切な人のために使うべきなのです。

 

どんな環境でも全員に好かれることはないのだから、

自分の心を大事な人のために使うべきというのに納得だ。

さらに、攻撃する人を味方に変える方法が示されている。

 

攻撃星人に対する最も効果的な対処法は、「ありがとう」ということと、親切にすることです。

(中略)

親切にする人、される人両方に、愛情物質のオキシトシンが分泌されるので、あなたが「攻撃星人」に親切にすればするほど、相手はあなたに対する「好意度」が強制的にアップしてしまい、攻撃することが出来なくなるのです。

 

嫌われるからやむなし、ではなく、嫌われても攻撃されない人間関係を作る、というところまで踏み込んでいるところが助かる!と感じた。

 

自分の人間関係も、誰かに嫌われたら、その人の周りにいる人にも嫌われるのではないか

などと考えてしまいがちだが、

1対2対7の法則を思い出し、必要以上に落ち込まないようにしたい。

 

この考え方は、「攻撃星人」となったり、また「攻撃星人」からの反撃を受けたりする子どもにも役に立ちそうだ。

嫌いな人がいるのは当たり前だが攻撃する必要はない。

攻撃されない間柄になるよう少し努力する、それだけで、ずいぶん生きやすくなると感じた。

 

 

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タイトル 今日がもっと楽しくなる行動最適化大全

著者   樺沢紫苑