最近クイズ番組で「ヒラメキ」系の問題をよく見かけます。
数十年ほど前に何冊か読んだ多湖輝さんの「頭の体操」シリーズを思い出したところ
「ベスト版というのがあるそうなので、を読んでみました。
知ってる問題もちらほら…でしたが今読み返しても十分楽しめました。
大人になって読み返してみて、頭の体操ってパターンがあるなあと感じました。
(以下、若干ネタバレ含みます)
代表的なパターン3つ
①常識を破る系
あ、そうくるか。みたいな方法で答えを出すもの。
代表例としては「迷路とその入り口・出口にいる二人の人物が描かれていて、一方の人がもう一人のところに最短でたどり着く方法は?」みたいな問題。(頭の体操読んだことある方なら、あ~あの系統の解き方ね、ってなるやつ)
②正統派の考える系
条件を色々試してベストを探るような問題
比率は少なめな印象ですが、ちょこちょこ出てくるので、
常識破り系では無理そうだなと思ったら、こっちか…と方向転換が必要。
③推論問題系
「3人の容疑者が2色の帽子をかぶっていて、自分がどの色の帽子か当てたら牢屋から出られる」みたいな問題。もしこうだったら、と仮説を立てて検証していく問題
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子どものころは単純に全部面白いなーって読んでましたが、
改めて読み返してみて気づいたのが、②③って、「勉強」だ!ってこと。
特に③は、公務員試験とかの推論問題みたい…。
義務感があるとつまらなくなってしまうけど、こうして
遊びとしてやると、勉強って楽しいですね。
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頭の体操 BEST / 頭の体操 BEST 2
作者:多湖 輝