どうしても、いらいらすることが多く、家族にも最近怒りっぽいといわれることが増えてしまいました。年齢のせい?とか、仕事が忙しいせい?とか、
どうにも自分で解決できないことが原因に思えてなりませんでした。
この『医者が教える疲れない人の脳』では、脳の働きの観点から、慢性疲労を消すための「セロトニン」の効果がいろいろ挙げられています。
- 脳の不安・怒りの神経回路が暴走すると怒りが爆発する。
通常は前頭前野がその情動を抑えるブレーキの働きをする。この働きはセロトニン神経から豊富な分泌を受ける。 - 心地よいおしゃべりはオキシトシンの分泌を促し、脳内のストレス中枢を鎮静化し、セロトニン神経を活性化する。
- セロトニンを増やすのは太陽光と運動。
- 睡眠ホルモンのメラトニンの材料はセロトニンである。
また、運動については、5~30分ほどの朝のウォーキングを続けることが効果的。水泳、ヨガ、山登り、お遍路もおすすめだそうです。
最近は在宅勤務等で歩く歩数が圧倒的に減っていて、通勤はそれなりに運動になっていたのかも、と思っています。
おしゃべりをすること、朝日を浴びることなら、簡単に取り入れられるので、まずは意識してやってみようと思いました。
習慣化はまだ難しくても、時々はウォーキングもやってみようと思います。
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タイトル:医者が教える疲れない人の脳
著者 :有田秀穂