いろんな本を読んでみる

本を読み散らかすだけじゃもったいない!ので、読んだ本を記録します

宝の山

宝の山

 

山あいの閉鎖的な村で起こる事件。

主人公の希子は地震で両親を亡くし、

叔父夫婦と暮らしている 。

現在は働かず叔父夫婦の年金で暮らしており、日々叔父の介護やおばの生活の補助におわれる。

ある日、町おこしのためのブロガーとして雇われ村にやってきた茗と出会う。

しかし、茗は失踪し、希子も事件に巻き込まれていく。

 

 

この本では事件解決に向けたミステリー要素だけではなく

閉鎖的な村で、法より共同体でのルールが優先され

真実を知らないと、力のある人にいいようにされてしまう

章のタイトルにあるように、自分を犠牲にして周囲の圧力に負けて思考停止する危険に気付き、主人公が変わっていく物語でもある。

 

ミステリーとして楽しむだけではなく、

どう生きるか・どう行動するか、を考えさせられるれる 一冊だ

 

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タイトル 宝の山

著者 水生大海

 

 

宝の山

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