9割の買い物は不要でる
買い物ハウツー本や、節約ノウハウ本ではない。
行動経済学の観点で、人間心理に基づいて損しない方法を考察する本だ。
- ネットでの情報収集は脳疲労を招く。どれだけ見続けても情報不足になる。⇒時間を区切る。
- サブスクはサンクコストを無駄ではないと思いたくなり、認知的不協和を起こす⇒普段から使うサービスや、自分の想定外の嗜好と出会えるサービスを厳選する
- 認知的不協和による不快感を感じたら、行動を止める
- 大きい買い物の代表、家を買うときは長期的視点で考える
ほかにも、まとめ買い、ついで買い、ギャンブルなどをするメカニズムが解説されている。
この本を読んで、自分が買い物をするときの意識を変えようと思う。
「本当に必要だから/欲しいから」以外の理由で買い物をしているのでは?
と気づくこと。
その際は、何となくではなく、先人の知恵(=行動経済学)で、人はある状況下でとりがちな行動があるから、今の自分の状態はそのどれかに該当では?と考えること。
それらを実践していきたい。
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タイトル 9割の買い物は不要である
著者 橋本之克