黒川伊保子さんのトリセツシリーズ、息子のトリセツ、です。
筆者の「母も惚れるいい男」を育てるというテーマのもと、脳科学的知見を含め、「息子の子育てでよかったと思うこと」が列記されている。
手遅れということはない。今からでもできることをする
自分でしっくりくることだけやればよい。
と、本にも記載されているので、特に気になった点を試したいと思った
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やる気を育てる
- 空腹時に甘い朝食は低血糖を引きおこす。やる気・好奇心・集中力がそがれる。
- 男子は14歳ごろ身長を伸ばす最大のチャンス。早寝と夜更かしでは、身長が約7㎝違う。真夜中12時前後のスマホ・ゲームは一時期禁止すべき。
- ゴール設定は遠く。大きく全体図を見せる
- 親が結果にコミットしすぎると、子どもが失敗を恐れるようになる。
- 脳は失敗すると眠っている間に失敗に使った関連回路の閾値を上げ、神経信号を届きにくくする。=失敗しにくい脳になる。
ただし、失敗して平気で他責にするようだと、脳が失敗したと認知しないので、回路の書き換えが起こらない
他人の失敗でも、「自分にもできることがあったはず」と悔やめば、自分の脳のセンスに書き換えられる。 - 失敗したときの対処法は、「私も一緒に○○してあげればよかった」と寄り添う姿勢を見せる。
- 過去の失敗は蒸し返さない。
- 成果主義から自分を解き放つ。
共感力を高める方法
- ○○しろ、だけでは相手は反発かしぶしぶ服従する。
- 「**しなさい」ではなく「***はどうしたの」
- いきなりの5W1Hで話さない。(**ができてない、○○はどうだった?など)
- そのうえで、以下6つの方法がある。
- ほめる
- ねぎらう
- 感謝する
- 自分が見たこと感じたことを話す
- 頼りにする(日常生活について、社会的事象について意見を聞く)
- 弱音を吐く
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特に、命令口調で無理やりやらせたことは、本人もしぶしぶ、という感じで
とてもではないが、前向きな気持ちで話すことができないといつも感じている。
対話ができる関係を築く、というのは心がけたいと思った。
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タイトル:息子のトリセツ
著者 :黒川伊保子
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