普段遣いのオススメ調理道具について熱く語る本。
概要
蒸し料理の復権、フライパンの使い方、ストウブとルクルーゼ、低圧力鍋、土鍋、自動調理器、電気圧力鍋、ホットプレートの活用方法と、一方でスペース争いに負ける調理家電たち。
オーブンレンジの中途半端さ(値段や機能を考えれば単機能レンジとコンベクションオーブンの勝ち?)
さらには「ガスコンロ」の素晴らしさまで、
大物調理器具について掘り下げられている。
また、調理小物では、著者が全幅の信頼をおくかっぱ橋飯田商店推奨の品々、100均のたまご専用グッズなども紹介。
これら調理道具活用レシピも掲載されていて、
調理道具に対する個人的趣向が詰まった1冊だ。
感想
正直、これは危険。
衝動買い癖のある人はこの本を開かないほうがいい。
物を持たない本 とは一線を画す、何でもかんでも欲しくなる誘惑に満ち満ちている。
ヘルシオホットクックいいなぁ。
電気圧力鍋もいいなぁ。
包丁研ぎ器持ってるけどウォーターシャープに買い換えたい。
バーナーがあればスプーンでカツカツしてパリン(要はブリュレ)が家でもできるだけかと思いきや、炙りでグラタンとかも時短でできるとは。
いろいろ買いたい気持ちをぐっと抑え、
持ってるものをいかに活かすか、
の観点で読んで、どーうしても必要だと納得できたら、
スペース争いをしながらも手に入れてやるぞ!
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タイトル 現代調理道具論
著者 稲田俊輔
出版 講談社
