年齢を経ることで感じること、社会の人間関係の中で気になること、今の私の気分にぴったりくるエッセイ集でした。
特に共感したのが「私の私による私のためのオバさん宣言」です。
真のオバさんには「私オバさんだから」というオールエリアパスが発行される。この呪文を唱えれば、相手はたいてい「ならば仕方ない」と引き下がる。
世間のオバさんイメージを逆手にとって、じゃんじゃんいろんなことをしてみようと思う。
世間が、「オバさんだからなぁ」と高を括っているうちが花だ。こちらの真意には、絶対に気付かれてはならない。
私も、できないこと、わからないこと、体力などが衰えたことを正当化するために自虐的にオバさんと名乗ることはあるけれど、この「オバさん宣言」は一味違います。
それは、周りの反応・顔色をうかがうことなく、やりたいことをするきめゼリフとして活用するという点。
- 自分の本音に沿って行動できる
- 自分が納得する生き方ができる
そのために、積極的に「オバさん宣言」するよう、心がけたいと思います!
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タイトル:これでもいいのだ
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