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「アドバイスかと思ったら呪いだった。」クソバイス対応は知ってて損なし!

「アドバイスかと思ったら呪いだった。」を読んだ。

 

([い]6-1)アドバイスかと思ったら呪いだった。 (ポプラ文庫)

 

 

クソバイスとは

 

求めていないのに繰り出される、クソみたいなアドバイスのこと。相手のためを思って言っているようで、実は上から目線で持論を押し付けているだけのことが多い。なお、クソバイスすると大変気持ちが良い。

 

クソバイスについて、大きく分けて以下のような3点が載っている。

  1. クソバイス返し(相手にクソバイスをしていることを気づかせるフレーズ)
  2. クソバイスをしないための考え方
  3. クソバイスを真に受けて傷つかないための考え方・処世術

 

 

筆者のクソバイス返しの考え方に共通するのが、

「クソバイスする人は、自分自身に不満を抱えている」という前提で、対応することだと感じた。

それを理解したうえで、効果的な一言を吟味しているように思った。

 

人と人はいい顔だけして付き合っていくのは難しい。

クソバイス返しは、相手との関係性が悪くなる可能性もある。

でも、処世術だけでいつも聞き流しているといつまでもクソバイスの標的になりかねない。関係が悪化してでも距離を置いた方がいいときもある。

すべてうまくいくのは難しく、「割り切り」が必要だと思った。

 

時には何も言えない場合もあるだろうけれど、

受動的にがまんする

のと、

能動的に受け流す

のでは、心への負担が違うと思う。

 

こういう方法があるのだ、と知っておいて損はないと感じた。

 

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タイトル  アドバイスかと思ったら呪いだった

著者    犬山 紙子

出版社   ポプラ社