いろんな本を読んでみる

本を読み散らかすだけじゃもったいない!ので、読んだ本を記録します

「日本人の知らない日本語」トライアンドエラーの力

日本人の知らない日本語 シリーズ。

日本語学校の生徒(4巻は外国で日本語を学ぶ学生)が日本語を学ぶ際に

間違えがちなこと、思いもよらない間違いをすることなどが描かれている。

日本人の知らない日本語 なるほど~×爆笑!の日本語“再発見”コミックエッセイ

日本人の知らない日本語 2 爆笑! 日本語「再発見」コミックエッセイ

日本人の知らない日本語 (3) 祝!卒業編 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)

日本人の知らない日本語 4 海外編 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)

 

単に間違えて覚えているだけではなく、外国人の言い間違いでよくあるのが、

1つのパターンをほかのコトバにも当てはめようとして

おかしくなってしまう、というもの。

 

例えば、なんでも「ございます」をつけてしまう

(こんにちはございますとか)…など。

 

このエピソードで、引っ越してきた子が

方言を使おうとするときにも似ていると思った。

(なんにでも「~ねん」とつけておかしくなってしまう、など)

 

日本人は違和感なく使い分けられるのは、文法として習うのではなく

さいころからのトライアンドエラーの積み重ねがあるためだと感じた。

 

外国語を、まるで赤ちゃんが初めて言葉を覚えるときのように

大人になってから覚えるのは難しく、

短期間で理解するには文法の考え方などは必要だと思う。

適切に使えているかは、実際話すことが大事だと思った。

 

 

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タイトル 日本人の知らない日本語 1・2・3・4

著者   海野凪子・蛇蔵