「さくら日和」を読み返した。
もともと、1999年に出版された本なので、もう20年以上前の本だが、
あらためて、
- ばかばかしいことを、人を巻き込んで本気で面白がってやる話
- 家族のたわいない話のはずが、なぜかとっても面白くなってる話
が満載で、読みながら笑ってしまった。
気負わず気楽に、「ちびまる子ちゃん」を読むような気持で読める本だ。
ただ、賀来千香子さんの兄をさくらプロダクションにスカウトする話だけは、
「ほらこんな縁起でもないこと書いて!」といいたくなってしまう。
セゾングループに勤めていた賀来兄に、
印税もあるし、死んでも遺作展ができるから経営はなんとかなるよ、
といううたい文句で、さくらプロダクションへの転職を誘うのだ。
まさかほんとにさくらももこが亡くなってしまうなんて。
もっと、長生きして、気楽な話をたくさん書いてほしかったなあ。
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タイトル:さくら日和
著者 :さくらももこ
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