主人公のおじいちゃん・おばあちゃんがやっている昔ながらの純喫茶を舞台に起こる、ちょっとした事件。
それらは、人の気持ちを気遣えなかったり、淋しい気持ちや不安な気持ちを素直に見せられなかったり、心のスレ違いから生じている。
主人公や、おじいちゃん・おばあちゃんの心の優しさや思いやりが、事件を解決していく。
この本でを読んでまず感じたのが、思いやりが大事と口で言いながら、自分はちゃんと人の気持ちを考えて行動できていない、ということ。
正論で行動することがいいことではなくて、受け取る相手のを思いやることが大事だと思う。
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タイトル:純喫茶パオーン
著者:椰月美智子
- 価格: 1650 円
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