いろんな本を読んでみる

本を読み散らかすだけじゃもったいない!ので、読んだ本を記録します

2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

まずはこれ食べて

まずはこれ食べて 原田ひ香さんの小説に出てくる料理は、力強い。 なんてことないメニューでも、弱っている人を少しだけ安心させるような、後ろを向いている人を少し前に振り返らせるような。 何か不思議な力が食べ物にはあるのだと思う。 学生時代に友人同…

ご飯作りの絶望に寄り添うレシピ

ごはん作りの絶望に寄り添うレシピ 料理が苦痛だ などでおなじみ本多理恵子さんの最新作だ。 honyomi-memo.hatenablog.com ごはんで、あーーーってなっていたのは、 絶望と呼んでよかったのか! 献立決まらず、外食先も決まらない、カレー鍋でスポンジ死ぬ、…

消えたママ友

手塚治虫賞を受賞した漫画。 商社勤めで、きれいな保育園のママ友、有紀ちゃんが、 一人息子のつばさくんも残して、ある日突然[消えた]。 保育園のママたちの間では、男と共に逃げたという噂でもちきりとなる。 有紀ちゃんが消えたことをきっかけに ママ友の…

おいしいロシア

ロシア料理にまつわるコミックエッセイ。 東京で偶然ロシア人のP氏に道案内をしたことをきっかけに、 交際・結婚し、ロシアに一定期間住むことになった。 ロシア在住期間中に出会ったロシアの食文化・料理な度が紹介されている。 今は、コロナ禍かつロシアの…

声の在りか

声の在りか 声の在りか 作者:寺地 はるな KADOKAWA Amazon 小学生の母でもある希和が、民間学童「アフタースクール鐘」で働くこととなった。 子供たち、夫、保護者や先生との日々では「世間」「常識」が優先で、違和感があってもはみ出そうとしなかった希和…

本日はお日柄もよく

ちょうど参院選の頃に読んだ本。 本日は、お日柄もよく 幼馴染みの結婚式で、伝説のスピーチライターのスピーチに出会ったこと葉が、 自身が同僚の結婚式でスピーチを行う事になり、スピーチライターに弟子入りする。 その伝説のスピーチライターは政治家の…

子供の将来は親の自己肯定感で決まる

子供の将来は親の自己肯定感で決まる この本によると、価値観を押し付けていなくても、親の価値観が子どもには伝わるという。 その中で、以下点が印象に残った。 ・自分は自分、子は子 ・「普通」や「当たり前」は属するコミュニティの中での平均値。違和感…

10歳からの考える力が育つ20の物語

10歳からの…ということで非常に読みやすい児童書だが 大人が読んでもとても面白い本だ。 有名な20の童話について、 一般的な解釈とは異なった目線での解釈 が述べられている。 主人公以外の立場で考えてみること(3匹のこぶたなど) 行動の真の意図を考えて…