いろんな本を読んでみる

本を読み散らかすだけじゃもったいない!ので、読んだ本を記録します

保存版 100均グッズで作れちゃう!防災ハンドメイド

防災の備えをするにあたり、次々モノを買いたくなるのをこらえようと読んでみた。

 

いいな!と思ったアイデア

  • パラコードブレス(丈夫なパラコードで作るブレスレット)
  • ペットボトル水道(ペットボトル下部に穴をあける。蓋の開け閉めで水をだす/止める
  • 新聞靴(新聞を降り、靴にして枕元に置いておく)
  • ばんそうこうをはがれにくくする(切ってクロスにする)
  • ツナ缶キャンドル

 

いざということが起きないのがベスト!だが

ばんそうこうの貼り方は普段でも活用できるし、ペットボトル水道は外遊びの時にも使えそう。

普段から実践したい。

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タイトル:保存版 100均グッズで作れちゃう!防災ハンドメイド

著者  :辻直美

 

 

スマホで防災

防災の日にちなんで読んでみた1冊。

 

 

この本では、スマホの機能のうち防災に役立つもの、防災に役立つアプリと使い方が丁寧に説明されている。

実際試してみたのは、緊急時にロック画面から医療情報や緊急連絡先を表示する機能。

iPhone

設定→ヘルスケア→メディカルIDを開き、メディカルIDを作成をタップ

android

設定→端末情報→緊急時情報

 

ここで、持病の情報や緊急連絡先を入れておけば、スマホがロックされていても第三者が確認できるというものだ。

実際androidで試したら、バージョンの違いか端末情報が出てこなかったが、

設定画面の検索窓で「緊急時情報」と入力して検索したら、無事たどり着くことができた。

 

他には、TwitterやLINEの基本的な使い方、役立つアプリ、バッテリーを少しでも長持ちさせる方法、緊急時に備えておくとよいスマホ関連グッズ(防水のケース、バッテリー類)が紹介されている。

 

東日本大震災から10年以上たち、当時からスマホの機能はどんどん進化している。

いざというとき、かなりスマホは役に立つということが改めて実感できた。

平常時に機能を確認しておき、いざというときに使いこなせるようにしたい。

 

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タイトル:スマホで防災

著者  :宮下由多加

「ほたるいしマジカルランド」世間体より大事なもの

おしごと小説ということで、

「ほたるいしマジカルランド」を読んだ

 

 

遊園地で働くいろいろな従業員のエピソードが描かれている。

その中でも、三沢星哉の話が印象に残った。

星哉は、両親の離婚後、病院経営をする父方の祖父の養子となった。就職した会社をやめた後、ほたるいしマジカルランドでアルバイトしている。
相続税対策として譲り受けた土地・家屋の賃貸収入があり生活には全く困らないが、体裁が悪いから働け、と言われたためだ。

バイト中にSNSで好意を寄せている女の子を園内で見つけるが、デートをしている様子だった。しかも、園内で男性が清掃員に怒鳴りつけているトラブルが起こったところを、ちょっと楽しそうに、「娯楽として消費」している。その姿を見てショックを受ける。

 

一番印象に残ったのが次のシーンだった。

その日の帰り道、男子大学生アルバイトの宮城が、具合が悪そうだから送っていく、と心配して申し出た。
しかし星哉は、自分には人を惹きつけるものはなく、

金があるとか、便利だとか、そういう理由がなければ、自分は人から求められない

と思っている。
そして、「キモい」とか、「そういう趣味」があるのか?と問い返してしまう。
そんな星哉に宮城は、以下のように問いかける。

「僕や佑くんが三沢さんのことをれない対象として好きやったとしても、それをいきなりキモいとかいうの、どうなんですかね。失礼でしょ?」

同じほたるいしマジカルランドの職員たちがやってきて、反論のタイミングを失う。一緒にケーキを食べに行かないかと誘ってくれる。

そこで、

世の中にはメリットとか見返りとか、そんなことを考えずに他人と接する人間もいるのかもしれない。

 と思う。そして自分の母のことを思い出す。

 

 

自分と星哉を重ね、正直とても落ち込んだ。 

身近で大切な人より、職場や周りでどう思われるか、を気にする。自分がどうしたいかで行動できない。
自分が顔を出さないと、文句を言われるから行く、逆に普段いかないのに行ったらなんて思われるかわからないから、行きたくても行かない、とか
コロナ禍で「感染したら・感染させたら」怖いから旅行や帰省を控えるのではなく、「感染したら世間になんて言われるか」怖いからやらない、という考え方をしてしまう。

 一方、親切な人、がいるとなぜ自分(や自分の家族)にこんなに親切にしてくれるんだろうと、むしろ戸惑う。

 

 

これからは、行動の基準が自分の考えではなく自分の思い込みの「周囲」になっていないか、自分は、気にかけるべきものを間違っているのではないか。

本当に気遣う相手のことを思えていない時、その都度自問自答したい。

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タイトル:ほたるいしマジカルランド

著者  :寺地はるな

賢い子はスマホで何をしているのか

「賢い子はスマホで何をしているのか」は

子どもがスマホを使いすぎるのをどうコントロールするか、ではない。

スマホに限らず)デジタルデバイスをどう活用するかということがテーマの本だ。

 

 

著者は、MITメディアラボ研究員時代に、教育の大切さを意識するようになる。

デジタルメディアがどう活かされているか、という観点で事例が紹介されている。

  • AIを活用すれば、躓いている箇所がわかり、教材の個別最適化が可能となるなど、恩恵が受けられるから、学校の授業にもデジタルを取り入れるほうが良い。
  • プログラミングで論理的思考力を養うことより、新しいものを生み出す創造・表現のツールである。
  • 「一歩進んだ子」は、プログラミング大会で「社会課題をデジタルで解決する」テーマで応募している。
  • 学習ツール、親子のコミュニケーションツールとしてスマホは使える。学びのためのアプリもたくさんある。
  • ネットで起こる問題は、リアルで起こる問題と本質は同じ。
    普段から子どもとコミュニケーションすることで、親が察知して必要に応じて介入すればよい。

 

読んで思ったのは、まずは上記のような事例はあくまで一握りだろうな、ということ。

恐らく、デジタルデバイス活用して創造性豊かに探究を深められるこの大多数が、
デジタルデバイスが無いなら無いで、別の手段で思考を深めていける子なんじゃないかな、ということ。

そのため、誰もがわが子や教え子にそのまま真似はできないと思う。

ただ、これまで延びる可能性があるのに環境が整わずできなかった子、については、デジタルデバイス活用により大きな飛躍のチャンスがあると感じた。

いま、GIGAスクール構想で一人1台PCが与えられているが、
デジタルならではの探求をできるように促せていない。

いかに、興味関心のあることを前向きに取り組めるか、後押しできるようになりたいと感じた。

 

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タイトル:賢い子はスマホで何をしているのか (日経プレミアシリーズ)

著者:石戸奈々子

 

「はじめてのやせ筋トレ」目的を明確化する

痩せやすい体になるために、家でも、時間がなくてもできる筋トレが紹介されている。

 

 

 

この本では、部位ごとの筋肉ごとに効く筋トレが紹介されている。

・おしりと背中を鍛えると代謝が上がり、痩せやすい体になる

・短時間で効果が出やすいのはお腹

 

これを読んでから、今のところワイドスクワットは定期的に続けている。

さぼりたくなったらまた本を開いてやる気を出そう。

 

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タイトル 初めてのやせ筋トレ

著者   とがわ愛

 

 

「やめてみた」ヒントが転がっている本

コミックエッセイ やめてみた シリーズを読んだ。

 

 

 

 

 

当たり前と思っていたことをやめると、どう変わったか、が描かれている。

自己卑下を伴う「すみません」をやめて、「ありがとう」に変えた。

深夜に飲むのをやめて、遅くなったらお茶漬けを作るようにした。翌日もすっきり。

サークル活動から距離を置いた。

なんでも言い合えるのが本当の友達と考えることをやめた、等が紹介されている。

 

感じたのは、「心配していたことは、案外、起こらないのでは?」ということ。
(もちろん、「やめてみたら大失敗だった」みたいなエピソードは載せていないのですが)

いやだと思うことは、ちょっと勇気を出して「やめてみる」と意外とうまくいくことが多いかもしれない。

 

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タイトル:さらに、やめてみた

著者  :わたなべぽん

出版社 :幻冬舎

 

 

★既刊はこちら

 

  

 

 

「透明な夜の香り」人の気持ちは変えられない

 

 

気持ちの変化」をキーとしたラブストーリー。

嗅覚が敏感な調香師の朔は、臭いで相手のウソをかぎ分けられる。敏感すぎるがゆえに、幼いころから傷ついてきている。感情の起伏が小さく、また、自分の心も開かなくなった。

朔の下で家政婦兼事務職として働くことになった一香は、引きこもりだった兄のことで、暗い感情を持ち続けている。

朔は一香と出会い、愛着または執着を感じているのではと気づく。

一香がいつか朔を疎ましく思う日が来るのではないかと恐れ、一香が朔から離れるよう仕向ける。

 

  • すべてには、終わりがある。
  • 人の気持ちは自分では変えられない
  • 気持ちが変化することも含めて、人と人は関係を築く
  • 人とのつながりは、つらいことも増えるがうれしいことも増える

そんなことを改めて感じた一冊だった。

 

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タイトル:透明な夜の香り

著者  :千早茜